コラム・特集

4.12 インダストリアル・エンジニアの責任

IEハンドブック
第1部 インダストリアル・エンジニアリング機能
第4章 生産性論究

4.12 インダストリアル・エンジニアの責任

インダストリアル・エンジニ アは,どのような組織においても,生産 性を向上させ 際のリーダーシップをとるための仕事へ向けての教育 ,興味,および態度の観点よりすれば,最もその資質をもっている. このことを遂行するためには,インダストリアル・エンジ ニア は ,直接的な労働者に対しての標準値を設定するという,伝統的な役割り分担より脱しなければならないし, 組織におけるすべての成員について研究しなければならない. インダストリアル・エンジニアは,生産性研究がエネルギーおよび材料についてもなされている, ということをも知る必要がある. それらのエンジニアは,新技術について製造関係技師と,生産性向上のための製品設計については製品設計技師とも,作業をしなければならない 。

産業の中で正規に働いている多数の産業技師は,サービス業務についても作業をしなければならないし,そこでは,生産性向上のための大きな機会があり,製造業の2 倍以上の従業者がいるということこそ,この広範な責任をもつということの中味である.社会にとって,生産性向上は加速化され,そしてインダストリアル・エンジニアが,この加速化することにより招来される事態について,知る責任を完全に果たすことが大切である。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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