コラム・特集

4.1 はじめに

IEハンドブック
第14部 インダストリアル・エンジニアリングの最適化


第4章 離散形最適化

4.1 はじめに

離散形最適化問題は(線形)整数計画としても 知られているが,これは線形計画(LP)問題(14部 2章参照 ) の中で,全部あるいは一部の決定変数が整数値しか取れ ないという制約をもつも のである。 「全整数計画(PIP)」 ではすべての変数が整数でなければならず,「混合整数計画(MIP)」では一部の変数は整数でなければならないが,他の変数は連続であることを許すものである。離散形最適化問題の特別なクラスで「2進計画」あるいは 「0-1計画」として知られているものでは,すべての変数が0か1の値しかとれない。

LPモデルでは本質的な,分割可能性の仮定が破られたときには,LPモデルの代わりに離散形モデルを使わなければならない。離散形モデルを解くほうが,LPモデルを解くことよりも易しいように見えるのは,後者が連続体を取り扱うのに対し,前者は有限個(あるいは可算無限個)の可能解を取り扱うということからであろうが, 実はそうではない(1例としてWagnerを見よ。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

関連記事一覧

2019ものづくり公開セミナーガイド

B2Bデジタルマーケティングセミナー

ものづくり人材育成ソリューション

マーケティング分野オンラインセミナー