コラム・特集

4.2 IPS開発における組織計画の役割

IEハンドブック
第12部 コンピュータと情報処理システム

第4章 情報処理システムの解析・設計テクニック

4.2 IPS開発における組織計画の役割

近年,多くの組織は,社会政策上あるいは技術変化に対応するために,多様な組織計画過程を制度化してきた。それらの組織において,IPSの開発が必要とされるのは,この過程の当然の成り行きである。Cleland and king,Grindlay ,その他は, IPSが組織計画の一部分を構成していると知覚されている場合と,それ以外の場合とでは,同じ開発努力がなされても,成功率に有意な差があることを示した。組織計画の諸過程とIPS 開発に対するその関係が図表12.4.1に概念的に示されている。

この図に示されているように,全体的な計画の諸過程は,環境の要求に十分敏感でなければならない。それらの要求は,現在および予想される市場,技術的,法律的, 経済的,社会的問題にとりわけ関連している。典型的には,環境影響分析が行われ,その結果,組織は解決すべきクリティカルな問題を認識し,種々の組織領域の戦略計画を形成する。さらに,戦略が確実に実行されるように,それぞれに対応する戦術計画が展開される。各IPS開発の必要性が概念化され,確実に達成するためにそれを特定の経営管理者に割り当てるのは戦術計画の範囲である。IPS開発の方法論が明確に定義されている組織では,ライフ・サイクル管理構想を通して各IPSが開発される。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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