コラム・特集

5.5 まとめと結論

IEハンドブック
第11部 計画と管理

第5章 能力:その測定と管理

5.5 まとめと結論

まとめとして,主要なトピックスを以下にあげる。

1.能力管理に用いられる要素―― リソースを供給し,リソースをメンテし,結果を測定し,改善をする。組織内の因果関係の基本的な特質が明らかにされる。

2.能力の概念の定義 ―― 一定の期間の継続的アウトプット・レベルの計画。

3.能力稼動率を測定し,認識するために用いられる成果分析手法のステップごとの解説。基本線として, 総アウトプット能力と24時間/日を使用。

4.年間能力目標と長期資本支出計画を設定するために,成果分析が,どのようにして誰によって使われるかということの解説。

 従来,能力計画に使われるアプローチは ,“工場”の従業員向きに開発されていた。その活動は計画的であり,そのデータ源は経験的であった。しかし,技術的または経済的アプローチは価値が低く,企業に恩恵を与える可能性が少ないと結論づけてはならない。場合によっては能力向上のための投資計画を立案する必要がある。この場合に,技術的/経済的なツールは,活力のある計画を立案し,重大な決定に導くのに役に立つであろう。ここで推薦するプログラムと組織的方法によって導かれる。術的/経済的な能力研究の原データは,過去に使われていた,伝統的な経験法によって導かれた経験的データより優れている。

資本が,急速に不足リソースの1つになりつつある状況で,最適な計画より劣るものを基に投資決定をする余裕はない。これが,能力を測定し管理する目的である。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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