コラム・特集

5.4 騒 音

IEハンドブック

第10部 ファシリティーズ・デザイン

第5章 オフィス・レイアウト

5.4 騒 音

騒音は,今日,個人のスペースに対する侵略であると考えられている。そして,騒音によって,混雑しているという感じが増すのである。たとえば,環境上,騒音の増加は不安を増加させ,騒音によるストレスのため不快感,不安感,恐怖感が増加するように感じられる,という研究結果がでている。

住んでいる地域が,道路からの騒音のとどく範囲から遠さかるにつれて,子供の読解力はよくなってくる,というのがニューヨーク市の研究に示されている.外出していたり,仕事をしているときより,家にいるときのほうが騒音に悩まされがちである。ある研究では,回答者の56%が家で,27%が外出中に,20%が仕事中に,騒音に悩まされていることが分かった.完璧な集中力が要求されるような連続的な反復作業では,逆に,騒音が成績に影響する。すなわち,ペースを速め成績を悪くする。研究では,騒音の発生源で仕事をしているときより,他から騒音を受けている場合に不平を言う場合が多い,という結果が出ている。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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