コラム・特集

4.3 目 的

IEハンドブック

第10部 ファシリティーズ・デザイン

第4章 倉庫

4.3 目 的

原材料,供給物の取り扱い,保管,管理についての効果的,経済的な方法やシステムを得るため,人・設備・空間といった基本的要素を統合しなければならない保管システムの設計,改善,設置について考える場合,たくさんの目的があるが,以下のものが典型的である。

1.人材の最大利用
2.設備の最大利用
3.空間の最大利用
4.エネルギーの最大利用
5.スループットの最小化
6.損失管理の徹底
7.消費者サービスの最大化
8.生産性の最大化
9.コストの最小化

これらすべての目的を満足するような設計はありえない。たとえば,スペースを最大限に活用することは,スループットが下がることであり,逆もまた同様である。

すべての基準を最大限に実現できる多基準最適化のモデ ルが必要となってくる。しかし,残念なことに,多基準 最適化技術のレベルは,将来においても保管倉庫設計の最適化に利用できるまでには至らないであろう。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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