コラム・特集

6.7 生産費用と産出量の決定

IEハンドブック

第9部 エンジニアリング・エコノミー

第6章 生産の経済学

6.7 生産費用と産出量の決定

産出量は産出費用関数,販売収入関数,それに生産システムに対する経営者の諸目標を考慮して決定される。意思決定者が特に関心を示す産出量は,つぎの5つである。

1.損益が分岐する最小の生産量
2.平均費用が最小になる生産量
3.利益が最大になる生産量
4.損益が分岐する最大の生産量
5.売上げ収入が最大になる生産量

1の生産量は企画のためには重要であり, 2の生産量は工場レベルでの通常の生産目標であり、3の生産量は一般企業レベルの目標とみなされている。4と5の生産量はお互いに排反的であゅて、ある生産システムの目標としてふさわしいものである。なお、各生産量における費用関係を以下にまとめておく。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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