コラム・特集

6.3 投入の代替

IEハンドブック

第9部 エンジニアリング・エコノミー

第6章 生産の経済学

6.3 投入の代替

投入の技術的代替が正の定数であるとき,投入は「完全な代替を有する」といい,それが0であるとき,「代替がない」という。代替がないときの生産関数は,次式で与えられる。

q=minimam(X1/a1,X2/a2,・・・・Xm/am)  (4)

ただし
aグは産出qの単位量に必要とされる投入グの一定量代替がなく,諸プロセスを同時に利用するときの生産関数は次式のようになる。

q=maximumj minimam(Xi/aij)            (5)

すなわち,各プロセスから得られる最良の産出をまず決め,次いで,これらのうちで最良のものを使用すればよい。

2つの投入の代替を非線形の生産システムで検討する場合は,図表9.6.1で示されるような等量曲線を利用すればよく,また,2つの投入の代替を線形の生産システムで検討する場合は,図表9.6.2を利用すればよい。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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