コラム・特集

2.7 材料費の分析

IEハンドブック

第9部 エンジニアリング・エコノミー

第2章 コストの見積り

2.7 材料費の分析

直接材料費には原材料費,購入部品,標準仕様品,他部門からの支給品,外注による設計費用等が含まれる。見積もりに当たっては,まず製品の必要量と形を正確に計算し,この中にスクラップや余剰品の量も含めなければならない。直接材料費を求める一般式は次の式で与えられる。

Cdm=S(1+L1+L2+L3)PS-R

S=重さ,容積,長さ,広さ等で表わした設計上必要な形
L1=スクラップ率
L2=余剰率
L3=縮小などによるロス率
Ps=単位当り材料費
R =廃物売却収益

スクラップは人的ミスによる損失であり,余剰品とは設計段階ですでに決まってしまっている損失である。また縮小ロスは盗難や自然消滅といったものである。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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