コラム・特集

2.5 コスト見積りの手順

IEハンドブック

第9部 エンジニアリング・エコノミー

第2章 コストの見積り

2.5 コスト見積りの手順

コスト見積りはいろいろな部門から提出された見積り書や提案書をもとに行われる。それらは見積り依頼書の形にまとめられるが,依頼書には設計の重要性,仕様,量,納期,納入場所,運搬方法,法規制,その他の情報等が盛り込まれなければならない。またこの段階がうまくいかないと,見積り全体の精度が低下するので注意を要する。

情報の入手先は,たとえば製品コスト見積りデータはその組織内(たとえば社内)に,プロジェクト・コストの見積リデータは主に社外の公的サービス機関,コンサルタント,商業データの中に見つけることができる。もう一つ大切な点は,これまで掲げたコストがすべて過去のデータであるのに対して,コスト見積りには将来発生するコストも含める必要があるということである。見積り作業を開始する前にコストの内訳を検討するが,労務費,材料費,その他経費が主要な項目である。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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