コラム・特集

8.3 CMSの計画

IEハンドブック

第7部 製造工学

第8章 ロット生産を対象としたコンピュータフイズド・マニュフアクチャリング・システム

8.3 CMSの計画

CMSは据え付けが高価であるうえ,有用なものにするために注意深い進捗計画が要求される。このような計画やCMSの最適作業に関する問題は,国際科学財団(National Science Foundation:NSF)によって援助され,パデュー大学(Purdue University)で研究された。 CMSに関するシミュレーションゃ入力情報として限界量だけを必要とする数学モデルを含んだ多くの設計「手段」が開発されたが,それは提案されたCMSのボルトネックや有用でないところを同定し,すべての生産性の推定値を与えている。

提案されたシステムの配置を,数学モデルを用いてコンピュータで解析するのに要する時間は数秒である。種々の可能なCMSの配置は解析され,可能な限り生産性の改善を同定するため,そのときの最も良いいくつかの配置は大変詳細にシミュレートされる。この方法では最終的なシステムの配置が決定される。

システムのスケジューリングや制御ルールもまた解析され,すべてのシステムの配置に関する最も良い方法は1つでないことが明らかにされた。このようなルールは,シミュレーションを行うことによって試され,選ばれなければならない。

おそらく,CMSのソフトウエアに含まれ,このソフトウエアとともに販売されているシミュレーション・プログラムを得ることが最も良い方法である。

そのソフトウエアは必要に応じてシステムを操作したり,シミュレーションを実行するなど,十分にコンピュータの能力が利用されるように作られている。最近では,マイクロプロセッサーの技術開発によって,このような処理能カが比較的安い費用で得られることが示されている。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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