コラム・特集

7.3 分類コーディング・システム

IEハンドブック

第7部 製造工学

第7章 グループ・テクノロジー

7.3 分類コーディング・システム

形式と特徴
一般の目的に対して,多くの分類コーディング・システムがある。現在のグループ・テクノロジーの応用に対する3つの基本形は次のようである。

1.階層構造(単コード)
2.フィックスト・ディジット型構造(ポリコード)
3.結合構造(多重コード)

グループ・テクノロジーの実行のための十分に設計された分類とコーディング・システムは,いくっかの基本的な要求に合わさなければならない。それは多くの利益をあげることができ,そして会社の作業の多くの分野でのグループ・テクノロジーの応用を容易にすることができる。

グループ・テクノロジーの応用に対して,十分に設計された分類コーディング・システムの主な利益は,次のようにまとめることができる。

1.パート・ファミリーと機械グループ(加エセル) の形成
2.設計・製図,工程計画・ルーチングの有効な検索
4.生産設計の標準化
5.信頼できる工作物統計量の確保
6.必要な工作機械,合理化された負荷,最適化された資本支出
7.ツーリングと段取の合理化,段取時間と全生産時間の削減
8.工具設計の合理化,そして工具設計・製作の時間と費用の削減
9.工程ルーチングあるいはツーリングの標準化
10.生産設計とスケジューリングの合理化
11.正確な原価計算と費用の推定
12.工作機械,加工物支持装置とマンパワーのよりよい利用
13.NCプログラミングの改良,そして機械とマシニングセンターの有効利用
14.マスター・データベースの確立

基本必要条件
グループ・テクノロジーの応用のための分類とコーディング・システムは,次の基本条件を満さなければならない。

1.すべてを抱含すること
2.お互いに独特でなけれはならない
3.永久特性にもとづくべきである.
4.ユーザーのニーズに対して明白であるべきである。
5.将来の変化に適応できること
6.コンピュータ処理に適応できること.
7.幅広い応用を会社に与えること.

処理しなければならない事は次のようになる.

1.目的
2.応用の範囲
3.費用と時間
4.他のシステムに対する適応性
5.管理の問題

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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