コラム・特集

6.5 機械制御装置

IEハンドブック

第7部 製造工学

第6章 数値制御機械

6.5 機械制御装置

NC機に欠かせない要素は,機械制御装置である。NC機は,25年間に少なくとも4世代を経て発展してきた。すなわち最初の真空管制御からトランジスタ制御へ,続いてソリッドステート回路による制御, ICによる制御,そして最新型のコンピュータNCである。

3つの重要な機能が,NC機によって実行される 工作物プログラマーによってつくられた,工作物プログラム入カデータをまず読み込まなければならない。かつての入力媒体は,もっぱら穿孔テープであった。 しかし,コンピュータからの直接の情報,あるいはディスケットにストアされたデータのほうが,より頻繁な使用に耐える。

制御装置は,十分なプログラムデータを滞りなく扱うことができるように,完全なプログラム,あるいは工作物プログラムの必要十分なだけの部分をストアしなければならない。その次に,NC機を駆動するサーボ機構を制御するための出力信号を処理しなければならない事実上,今日生産されているすべてのNC機は電子式である。流体素子あるいは油圧を利用した設計例が多数あった。しかし,原価の低減,能力の向上と同時に小型化された電子部品によって,他の制御方式は,大半が実用には向かなくなった。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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