コラム・特集

6.3 座標計測システム

IEハンドブック

第7部 製造工学

第6章 数値制御機械

6.3 座標計測システム

NCの概念の基礎となるのは,工作物の幾何学的記述法と, 2軸そして3軸の直角座標系,あるいは極座標を含む直角座標系である。

工作機械の多様な軸の動きを制御することによって,プログラマーは,工作物と切削工具との関係齢聯ける。数学的にはいかなる幾何学的形状でも,定義しプログラムすることが可能である。しかし工作物の最終的な寸法および精度は,工作機械ならびに工作物保持と加工を兼ねる工作機械駆動サーボ機構に依存する。

たとえば,NCのプログラム最小設定単位が, 0.001mmであるとする。その場合,たとえプログラマーが0.001mm 単位までプログラムしたとしても,サーボ機構の挙動,据え付けてある軸や工作物の変位,NCの機械要素の固有精度限界,そして熱膨張のようなもの等がすべて精度の低下につながり,そのために加工された工作物は,0.01mm程度の精度しか得られないことになる。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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