コラム・特集

6.2 特徴

IEハンドブック

第7部 製造工学

第6章 数値制御機械

6.2 特徴

NCによって工作機械の基本的な制御は,工作物の製図を学び工作機械を手動で操作していた作業者の手から,工作物の製図を学んで,工作機械が部品を製造するために必要な動作を作表するプログラマーの手に移った。

プログラマーによって書かれた原稿は,一般にソース・ドキュメント(Source document)と呼ばれる ソース・ドキュメントは,工作機械制御装置を介して工作機械に指令を与える媒体に変換される。

従来から使われている媒体は, 8個の行をもつ穿孔テープを横切る各列の子しのパターンが,プログラムの文字か,数字のコードに対応している。穿孔テープは,入力媒体としてはよく普及しているので, NCはしばしば”テ―プ″制御と呼ばれる。テープ制御という呼び方は今なお一般的に使われているが,プログラムデータは他の媒体,たとえば磁気テープ,タブレーティングカード,計算機メモリーそしてディスケットなどにもストァできることを考えれば,これは悪い呼び方である。

このディスケットは,「フロッピーディスク」として一般に知られているもので,直径18cmのディスクに900mほどの穿孔テープを必要とするプログラムデータをストアできるので,急速に人気がでてきている.普通,情報はキーボードのような装置からプログラムをストアする媒体に入れられる。

テープ,ディスクなどによって,ひとたび機械制御装置に入力されると,制御装置は,データを工作機械サーボ機構に運転を命令する制御信号に翻訳する。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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