コラム・特集

3.5 VE過程の使用

IEハンドブック

第7部 製造工学

第3章 価値工学

3.5 VE過程の使用

普通,VE過程は1段階,1段階と川順序を追う。しかし VEは固定したものではなく,VE活動の順序もしくは特定の方法があるわけではない。過程は,実際には循環的であリモジュール的である.実際には次の段階へ進んだり意思決定する前に,多くの情報または仕事が加わるために,すでに完成した段階へ戻ることもしばしばである。この点で言えば,過程は繰り返し的であリループ的である。

方法はVE過程の中で特定の段階に限定されない。すべての問題にすべての方法を用いる必要はない.有効な情報を生ずるものだけを用いればよく,適用できないものは削除すればよい。

それらは,VEと少しも関係がない分野でも広く応用することができる。例えば11-1章で述べられた技術的予測法(technological forcasting )は,FAST図のような多くのVE方法はもちろん,多くの価値測定方法を用いている。方法はそれ自身完成したものである。

VE過程また1つのモジュールとして認められなければならない。要求の内容次第で,VE過程すべてを用いる必要がないかもしれない。永年のVE過程の支持者に反論するかもしれないが,VE過程すべてを用いることが必ず必要であるとはかぎらないし,正しい解決策ではない。削りすぎにも注意が必要である。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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