コラム・特集

3.2 歴 史

IEハンドブック

第7部 製造工学

第3章 価値工学

3.2 歴 史

価値工学は,第2次世界大戦中の原材料不足にるよ製品の変化に関する研究に端を発する。品質と性能を犠牲にせずに原材料を取り替える設計が,Larry Miles とゼネラル・エレクトリック社の購買部門の人々の目に止まった。VAとVEの発明者だと考えられているMilesは,GE社で作られた製品の機能をチームが調べる(すなわち機能分析を行う)という正式な方法論を確立した。彼らは効用に影響を及ぼさないように費用を減少させた.この新しい方法論がVEだった。用いられる技法のほとんどは新しいものではなかったが,機能的アプローチのフィロソフィは独特だった。

GEと他の組織によって,VEの方法論を展開するためのいくつかの基本的な概念が発見・開発された。これらの基本的な概念は, (1)変化を生むための学際的なチームの利用, (2)機能の研究による変化の展開, (3)基本的な問題論理,(4)ジョブ計画,である。数十年の間に,VAの適用領域とともに,VAの技法は拡張された。今日では,VAもしくは VE は,製品またはサービスの価値を向上させるため幅広く認識されている。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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