コラム・特集

2.3 図 面

IEハンドブック

第7部 製造工学

第2章 製造のための計画 (製造工程の設計)

2.3 図 面

図面は工程設計を行うために重要なもので,それは工程設計を行う者と機能設計する者との間のコミュニケーションである。 図面は形,形式,仕上げ,機能,互換性などの必要条件を書き込んである。工学的図面に仕様書や規格が追加されたときは,寸法,表面公差について,ある範囲内で部品を製造するように指示することを意味している。

ある製品仕様書は紙面の制限で図面を含まないかもしれない チエック・ポイント,検査手順は要約されて製図するとき考えなければならない。 いかなるときでも設計技術者は最終製品図面が設計技術者と生産者のコミュニケーションであることを忘れてはならない。

図面用語は不完全である。 例えば面取りは表示される。が寸法で示されない。 また面取りは必要であるものの表示されないことが多い。 しばしば要求した仕上げは実行されない。複雑な内部はよく見られないかもしれない。設計におけるミスは次のようなものがある。

1.設計は経済的工程を示していない
2.設計者はグループテクノロジー(group technology)を取り上げず,すでに設計した品目の新設計をする
3.設計は生産の技術水準を越えている
4.設計や性能仕様書が矛盾している
5.基準面が確立されていない
6.設計するとき特許を使ってしまう
7.設計仕様書が不明確である
8.不十分な考察によって種々の測定をしなければならないようにしてしまう
9.差を必要以上に厳しくする
10.過剰設計をしてしまう(要求された性能よりもいい性能の設計をしてしまう)

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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