コラム・特集

1.6 審 査

IEハンドブック

第7部 製造工学

第1章 製造工学

1.6 審 査

マニュファクチュアリング・エンジニアの職責は,設備が万事整い生産が開始された段階でもまだ終わらないいちおう生産体制が確立されたならば,計画の妥当性と計画の実行について十分な検討をする。 この検討とは,製造作業の各段階でどの程度初期の工程表の記述が徹底しているかを詳細にみることである。

計画全体の評価は,生産速度の全体統計量,構成要素と組立て部品の品質,部品の目標とした原価と実際の原価の比較などをすれば求められる。過去のより詳しい審査を振り返ることは有効であろう この製造システム全般の審査は,工程の修正,オートメーションあるいは現有設備を用いるか,計画中の新しい設備を用いるかを比較してシステムを最適化することになる。

計画実行の審査は,個々の機械あるいはシステムの性能のより掘り下げた吟味を必要とし,また多くの費用がかかる。比較の基準となるものは,認可を受けた工程表である。

審査中のあらゆるシステムは,製造にかかわるすべての資源が吟味される このために機械と装置,基本的な工程,材料そして要員などの利用が吟味の対象となる。

本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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