コラム・特集

5.6 結 論

IEハンドブック

第6部 人間工学


第5章 職業上のストレス

5.6 結 論

職業性ストレスの原因を測定,確認そして修正するにあたって利用可能な方法があり,それらは,作業者の健康,仕事の満足度,作業の質,そして生産性を改善することができることがわかった。さらに,作業者に過度なストレスが加わる環境をそのままにしておく必要性はない。

不確実性は,職場においてストレスに影響を与える1つの大きな要素である。不十分な報酬や評価,職務遂行に伴う精神的負荷の多様さ,M/辞乍業におけるサイクルタイムの長さと多様さ,作業目標が定まらないこと,仕事の不安定さ,作業状況に対処するのに不十分な訓練,そして,人一コンピュータの相互作業の予想などの要素は,不確実性を含んでいる。

職場のストレスを軽減するもう1つの要素は,仕事の複雑さと雇用者が行使できる決定権のレベルとのバランスのとれた職場のデザインである。作業者と仕事の不適応は,職業性ストレスを増し,これは効率的な個人選抜と配置によって軽減することができよう。

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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