コラム・特集

3.2 定義と目的

IEハンドブック

第5部 人的資源の評価と管理


第3章 人事考課

3.2 定義と目的

人事考課は,職務上での従業員のパフォーマンスを評定する体系的プロセスである。このプロセスには,根本的にはまったく同意義でいろいろな呼称がある。
すなわち, performance evaluation,personnel ratings,performance review, employee evaluation,efficiency ratings, performance appraisalなど。
人事考課プログラムを開発する上でとる最初のステップは,その目的,用途, 日標を設定することである。

これは次のようなものである。

・個人があげた職務への貢献と業績を測定し判定するため

・現在のパフォーマンスにおける長所と短所を見極め,そして改善を鼓舞するためのモチベーションを増し与えることで,パフォーマンス向上を促進するため

・従業員の開発と訓練の必要点を見極めるため

・将来の欠員補充やその他の組織の要求に適合する組織内での可能な人材供給を見積もることにより有効労働力計画を助成するため

・昇進候補者として,妥当か否か確認するため

・昇給や規定外支給の特別奨励金に関する査定の基準として役立てるため

・個々のパフォーマンス期待値について,監督者と部下の間の話し合いを増し,組織の目標や要求と同様に,個人の目標および関心事についての話し合いの枠組みを規定するため

・従業員が,パフォーマンス矯正の協議や,懲戒処分に該当することを確認するため

・レイオフや呼び戻しのために従業員が妥当か否か見極めるため

・公正雇用機会(EEO)の活動に関わる状況と決定を文書化するため

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

関連記事一覧

2019ものづくり公開セミナーガイド

B2Bデジタルマーケティングセミナー

ものづくり人材育成ソリューション

マーケティング分野オンラインセミナー