コラム・特集

4.10 組立における異なるコンペヤ配置

IEハンドブック

第3部 メソッド・エンジエアリング


第4章 組立ラインバランシング

4.10 組立における異なるコンペヤ配置

通常,流れ作業には,機械化されたコンベヤ形式のマ テハン設備が必要である。一般に,組立ラインには前進的フロー(progressive flow)とランダムフロー(random flow)の 2つのタイプがある。前進的フローは,ごく一般の工場で見られるものである。それはユニットがコンベヤに沿って動きながら ,連続的に組立が行われる。多くの近代的なコンベヤがそうであるように , 初期の組立ライン はこのタイプのも のであった。ランダムフローは,材料を各ステーション 間でどんな順序にでも動かすことができる,比較的新しく 開発されたものである 。これは,決 まりきった組立作業を必要としない場合に,望ましいタイプである。

モダン・マテリアル ・ハンドリングは,各ステーション間を動くユニットに対して,いくつかの順を記している。

ステーション間の流れは ,分流加減器(ダイバーター)を備えた,普通のコンベヤを使って行う。例えば「ループ」形式のローラーコンベヤを組立場に取り入れることができる。どの材料も,取りはずしのできるタプで仕分けされて,運搬箱に運ばれる。コン ベヤの側に据え付けられたスキャナーや光電センサーは,表を読んで在庫をコントロールする。プログラム可能なコントローラーやコンピュータに信号を送る。コンベヤは閉鎖型のループではないので , 材料はあるステーションから他のステーションヘ送ることもできる。

コンベヤを用いた流れ作業のやり方は沢山あるが,モダン・マテリアル・ハンドリングでは,企業で適用される5つのタイプのコンベヤを図表化している(図表3.4.11)。

 

 本コラムは絶版となっている「IEハンドブック(サルベンティ編・日本能率協会訳・1986)」をアーカイブとして掲載するものです。このハンドブックの各章は多くの事例と理論を通して生産性向上に対するアイデアを提供するべく専門家によって執筆されています。基盤をなしているIEの考え方・原則はインダストリアル・エンジニアリングにかかわるすべてのひとに有用でしょう。

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